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選べる木材の種類について

【ウッド筐体(背面部分)について】

定番は6種の木材から希望するものを選択していただきます。(写真は5S-634,6S[G]-634の筐体のカタチです)

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上の写真上段左から
RW (ROSE WOOD)  紫檀
EB (EBONY) 黒檀
TK (TEAK) チーク
上の写真下段左から
ZK (ZELKOVA) ケヤキ
MP (MAPLE) メープル
BW (BLACK WALNUT) ブラックウォルナット

例えば5S-634の場合、RWをチョイスすれば「5S-634RW」となり、TKをチョイスすれば「5S-634TK」となります。

 

《木材の詳細と違い》

木材の違いによる音の違いは僅かですが、ドライバや金属部分の筐体との相性はあると感じました。特に音の響き・太さ・濃さ・硬さあたりに僅かに違いが感じられます。ただし、イヤホンはヘッドホンやスピーカーと違って背面のウッド筐体が音に与える影響はそれほど大きくないと感じる部分もあり、見た目、音、木材の特徴などから好きなものをチョイスすると良いかと思います。

参考のために木目と木材の断面を掲載します。上記の完成品の写真も参考にしてください。(断面アップのピンとあってなくてスンマセンw)

・EB (EBONY) 黒檀

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とても硬い木材です。色はほとんどが黒に近い色で所々オレンジ色を帯びた木目が入ります。

木の密度が高く詰まっていて木材のキメが細かいです。そのため表面が綺麗に仕上がります。

・RW (ROSE WOOD)  紫檀

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エボニーほどではないですが硬いです。色は赤茶色です。
エボニーよりは表面は少しキメが荒いですが、それでも詰まっていてしっかりしています。

・ TK (TEAK) チーク

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1番スタンダードな木材らしい色。暗めの茶色です。
詰まっている硬い木材ですが、木目部分に気泡が入り、表面は適度にざらつきます。

・ZK (ZELKOVA) ケヤキ

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チークよりも明るめの茶色。黄色がかった茶色です。
木目の間に気泡が入り、その部分のザラツキがあります。

・ MP (MAPLE) メープル

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色はかなり白っぽく、木目が薄っすら茶色です。
すごく軽いですがキメが細かくさわり心地も滑らか。

・BW (BLACK WALNUT) ブラックウォルナット

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色はこげ茶色が薄くぼやけたような色。
気泡が全体に入りキメはあらく表面はザラつく。

以上6種です。

 

《表面の仕上げについて》

エボニー(黒檀)、ローズウッド(紫檀)メープル の3種は磨きあげた上で蜜蝋を塗って仕上げます。
下の写真がその状態です(写真はエボニー)
ケアとして乾拭きをしてもらえば艶がでます。蜜蝋を少々付属としてお送りしますので、それを極少量つけて薄くのばしたあと乾拭きすると艶が復活します。

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チーク、ケヤキ、ブラックウォルナット の3種に関しては特殊なニスでコーティングして磨き上げます。
表面は下の写真のように艶のある感じに仕上がります(写真はチーク)
これに関してはケアは必要ありません。かなり頑丈で硬いもので擦っても剥がれたりしないので大丈夫と思います。

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《音についての個人的な印象》

簡単にですが音について感じたことを軽く記しておきます。
木材による音の違いは僅かだと感じましたが、それでも響きや硬さ、太さや濃さなどは木材による個性があるという印象です。

木のキメが細かく表面がなめらかなエボニーやローズウッドなどは響きが強めで、特に低域と中域の中間にある中低域の響きが多い印象。特に黒檀はこの特徴が強い印象をうけます。逆に言えば濃い響きを感じてクドさもあるかもしれません。

逆にブラックウォルナットやケヤキなど木目の粗いものは表面がザラつくためか、先ほどのエボニーやローズウッドと比べると響きも抑え目で地味に感じます。また中低域のモワッとしたものも比較的軽めにも感じます。何となくですが、木目の粗さが吸音材のような役割りを果たしているのではないだろうかという印象をうけました。聴きやすいともいえますし地味とも感じます。

チーク、メープルはその中間で響きが適度でソフトな印象。チークは音の硬さといい響き方、力強さなど色んな意味でバランスが取れていいると感じました。メープルは木目は非常にキメ細かいですが音は硬すぎず響き方がソフトで音色が明るい印象です。バランスがよく音色に木材らしさが感じられる。

木材の硬さや目の詰まり方、木目の粗さなどが大きく関係しているのではないかと思います。上記の木目の見た目やカラーリング、木目の断面から木材のキメのつまり具合なども参考にして木材をチョイスしていただければと思います。

個人的には聞き比べなければ違いがわからないようなレベルですが、その僅かな差はかなり好みに影響すると思いました。筐体背面の素材や種類の違いで中の構造やドライバが同じだというイヤホンも市場にはたくさんあります。それが音の違いを物語っていると思います。すべての種類を試聴比較することは今のところできませんが、判断できる少ない材料から好みを見つけて選択していただければと思います。

 

《特殊木材について》

木材の種類は現在は定番6種ですが、色々と模索中です。なかなか手に入らない木材など銘木もあり、見た目も美しく試してみたいものも多くあります。その場合は、おそらく気まぐれにはなりますが限定数で登場するかと思います。(安定して手に入るようであれば定番いりするかもしれませんが)

これに関してはタイミングもあり先にオーダーしてしまえばどうにもなりませんが、木材の入手のレア度や加工の難しさをご理解していただき、タイミングが合えばラッキーくらいに思っていてください。

 

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